まれテーマ曲公募の結果発表は6月中旬

「【まれ】テーマ曲歌詞公募、駆け込み応募殺到で1万2千通超え」
女優の土屋太鳳が主演するNHK連続テレビ小説『まれ』(月〜土 前8:00 総合ほか)で、オープニングテーマ曲の2番の歌詞募集が5月31日(消印有効)に締め切られ、6月4日時点の集計で1万2720通の応募があったことがわかった。...
25日の時点で約6000通だった応募が、最終的に1万2000通を超えた。内訳はホームページの投稿フォームからの応募は1万898通、郵送は1822通(6月1日以降の消印は無効としてカウントしていない)。...
年齢層も幅広く、小学生から年配の方まで、あらゆる世代の方が応募してくださっています。一つひとつの作品から言葉を選び、自分で歌詞を書く楽しさが伝わってきて、本当にうれしく思いました...
『まれ』のオープニングテーマ曲「希空〜まれぞら〜」は、ヒロインの土屋が1番の歌詞を作り、2番の歌詞は一般公募することに。いずれも連続テレビ小説史上初の試み。選考は土屋や音楽担当の澤野弘之、脚本家の篠崎絵里子氏らによって行われ、結果は6月中旬ころに番組ホームページで発表される。 ...
http://www.oricon.co.jp/news/2053817/full/


アジカン後藤「音韻に縛られながら歌詞を書いています。リライトもそう」
ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」の後藤正文(38)は6月12日(2015年)、ブログで5月27日に発売されたアルバム「Wonder Future」の曲について、ファンからの質問に答えた。
歌詞の韻について、「同じ音を選んでから歌詞を書くのか、歌詞を書きながら同じ音が出てくるのか」と聞かれ、
「優先されているのは音なんですね。同じ音が繰り返されると気持ちが良いんです『音=韻』に縛られながら、歌詞を書いています」...
「例えば、リライトだって『消して』『リライトして』『起死回生』など、サビの前半部分は『エ』の母音で統一してあります」 ...
http://www.j-cast.com/tv/2015/06/12237638.html


「19の1stアルバム『音楽』の歌詞とサウンドは堂々たるロックだ!」
『音楽』('99)/19
1990年代後半、世紀末も押し迫った時期。CDバブル絶頂期でもあったこの頃、“ネオフォーク”や“ニューフォーク”と呼ばれたジャンルがあった。19はそのカテゴリーで人気を博したデュオ・グループである。2ndシングル「あの紙ヒコーキ くもり空わって」で大ブレイク。5枚目のシングル「水・陸・そら、無限大」がシドニーオリンピックの日本代表選手団公式応援ソングになるなど、その活動期間中、彼らは間違いなく邦楽シーンの頂点を彩った。そんな19の音楽性をデビューアルバム『音楽』で検証してみた。...
19ならではのメッセージは“若い世代の時代意識やイデオロギーを反映した”ものであり、ロックそのものであると思う。
これはこの楽曲がヒットしている最中にも思っていたことだが、M9「あの紙ヒコーキ くもり空わって」の
《夢を描いた テストの裏 紙ヒコーキ作って 明日になげるよ。/いつか… このくもり空わって 虹を架けるはずだよ? みんなをつれてくよ?》
には、日本の若者が感じる閉塞感とそれを払拭せんとする姿が描かれている。これは日本のロックの正統なる系譜に連なるものだろう。
また、
《「自分らしく…。」なんて口にするたび何もしてない自分に気付く/追いかける自由(ぎむ)に自分を忘れ遠く…青をみつめてた》
(M2「あの青をこえて」)や、
《善(シロ)と悪(クロ)の決められた 横断歩道(くりかえし)に生きるより/君は自分で探してほしい楽じゃないけど楽しい道を…》
《「ひとり×ひとり」の「僕ら」になろう 僕ら一緒に歩いてく/まったく別の方向へ 楽じゃないけど楽しい道を…》
(M3「テーマソング」)等は、後の青春パンクにも通じるポジティブさを湛えている。この辺りは、誰か明確なフォロワーを生んだ…ということではなく、現在まで連綿と連なる日本のロックに少なくない影響を与えたと思う。
初期19の歌詞世界の構築は、ビジュアル面のプロデュースも行なっていたイラストレーター、326(ミツル)によるところも大きい。『音楽』収録曲の歌詞は、日常の何気ない風景を描いたものと、外に向かっているようなメッセージ性を持つものに大別されるが、概ね前者は岡平、岩瀬それぞれの作で、後者は326作である。 ...
http://okmusic.jp/#!/news/80028