「ふるさとの歌」5月歌詞公募へ

 県ふるさと教育推進協議会が7日、富山市内で開かれ、郷土の偉人部会では、富山ゆかりの大伴家持前田利長など偉人54人を掲載する冊子「ふるさととやまの人物ものがたり」2万3000部を、来月にも県内の小中学校などに配布することを確認した。冊子は、A4判104ページのカラー印刷。計54人の業績や時代背景を紹介するほか、子どもが興味を持ちやすいようクイズなども盛り込む。

 また、ふるさとの歌部会は、今年5月に歌詞を公募し、来年5月に発表するなどとした報告書をまとめ、石井知事に提出した。県は、報告書に基づき、歌作りを進める方針だ。

 「ふるさとの歌」は、1958年の富山国体を機に作られた「県民の歌」とは別に新たに作る。計画では、今年5〜8月頃に、県民や県出身者を中心に歌詞を一般公募。作曲や編曲はプロの作曲家に依頼して10月以降に行い、その後CD化する。

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